この記事で得られるもの
今日は
どうして私が、こんな目に…?
と思いながら
不調とたたかっているあなたに
【「身体の声」を聞く3step】
をお届けします。
朝起きても身体が重い。
眠れない日が続いている。
首や肩がガチガチにこって、
息苦しさすら感じる。
病院に行っても
「異常なし」と言われたけど
明らかにいつもと違う。
仕事も人間関係も
もう無理かもしれない。
――そんなつらさを
誰にも言えずに
ひとりで抱えていませんか?
積み上げてきたものが崩れるみたいで
「どうしてこんなことに?」と
つらい気持ちが沸き上がってきますよね。
今日は
そんなあなたにこそ届けたい話があります。
“つらさの奥にある身体の声に
やさしく耳を傾けていくご提案です。
がんばってきた自分自身を
優しく包み込むように
少しだけ立ち止まってみませんか?
この記事が
これまで見えなかった景色に目を向けられる
小さなきっかけになるかもしれませんよ。
動画で受け取りたい方はコチラをクリック✨

体験談:次から次に起こる不調
まず
私の体験についてお話させてください。
それは
ある日突然はじまりましたね。
パソコン作業をしていると
後頭部から首にかけて
「しこり」のようなものを感じる。
それは固く
痛みというよりは“違和感”。
しかも
しこりの位置が少しずつ動く。
――なんだろう、これ?
最初は「マッサージでも受ければ治るか」と
思っていました。
でも
何日たっても消えないのです。
整形外科を受診しても「異常なし」。
けれど違和感は
日を追うごとに
不快なものへと変わっていきましたよ。
そして
突発性難聴を発症。
聴力検査では
「軽度の難聴が残っている」と言われました。
その後
身体中あちこちが
チクチクと痛むようになりました。
どんどんおかしくなっていく体に
恐怖を覚えましたね。
体験談:個人起業での背伸び
ちょうどその頃
私は心理学をベースに
起業女性向けの個人事業を始めたところでした。
けれど今思えば
私は自分の実力以上のことを
自分に課していたのです。
実績も経験も足りていないのに
出来ているように見せたり…。
「結果を出さなきゃ!」
「期待に応えなきゃ!」
そんな焦りに追い立てられ
走り続けていました。
今から思うと不調は
私のやり方にNOを
伝えてきたんだと思います。
「もうやめて!」と言うように。
身体が
強制終了をかけてきたのですね。
体験談:将来への不安
首の違和感が続いて半年が経ったころ。
私は不安でいっぱいでした。
「このまま治らなかったらどうしよう」
「働けなかったらどうやって生きていけばいいの?」
経済的なことも
将来のことも
何もかもが不安で
ただただ
重く暗い霧の中にいるようでしたよ。
きっと
この首の硬さは
私の心が壊れないように
全部引き受けてくれていたのかもしれませんね。
痛みや違和感は
苦しみを“身体の方に逃がして”いたのかも。
そう思ったとき
身体に感謝が湧いてきたものです。
体験談:奇跡の1ヶ月
療養のために
実家に帰省しました。
そのときに不思議なことが…。
1年ほどずっと身体が不調だったのに
1ヶ月間だけすごく改善したのです。
身体が軽くて
心の底から愛情が
沸き上がってきました。
自分にも
周りの人にも
自然と温かい気持ちで
接することができたのです。
地元への愛着を感じて
顔の見える関係の中で生きることに
魅力を感じました。
八方ふさがりだった私にとって
それはまさに奇跡の体験でした。
この1ヶ月間で
地元にUターンするという選択肢が
浮かんだのです。
いま思うと
首の不調は
ただのトラブルではありませんでしたね。
それは
Uターンのきっかけであり
地元で生き直すための
身体からのサインだったように思います。
不調からの気づき【まとめ】
- 不調は、身体からの「強制終了」だった。
- 不調は、心が壊れないように身体が受け止めた結果かもしれない。
- 身体のサインは、自分らしい生き方へ軌道修正してくれることがある。
肯定的な意図——あなたを守る身体の声
私のように
あなたも
突然の体調不良に戸惑った経験がある
かもしれませんね。
心理学では
このような「症状」や「不調」に
別の見方をします。
それが
「肯定的な意図」という考え方です。
一見つらく思える体の反応にも
「あなたを守ろうとしている気持ち」や
「大切なことに気づいてほしいというメッセージ」が
込められている可能性があるというものです。
わかりやすく言うと
肯定的な意図=身体の声。
不調という形をとって
あなたに何かを伝えようとしているのです。
まずは
「何か伝えたいことがあって
不調が起きているのかもしれない」と
思ってみること。
それが
身体の声を聞くための第一歩ですよ。
不調の“肯定的な意図”を見つける3ステップ
ここからは一緒に
不調の“肯定的な意図”に
耳を傾ける3つのステップを
やっていきます。
記事を見ながら
あなたのペースで
取り組んでみてくださいね。
記事の初めにある
動画を流しながらやると
効果アップです✨
【Step1】身体の違和感に意識を向ける
まずは
楽な姿勢になっていきましょう。
椅子に座ったり
床に座ったり
どんな姿勢でもかまいません。
少し背筋を伸ばして
肩の力をふっと抜いて。
ゆっくりと目を閉じるか
少し視線を落として
まわりの景色から少し距離をとることは
できるでしょうか。
呼吸に意識を向けます。
吸って…… 吐いて……
あなたの自然なリズムで大丈夫です。
呼吸をするたびに
身体への意識が深まるかもしれません。
肩の力
心臓の鼓動などはどうでしょう?
さて
今日あなたが
対話したい身体の部分を
見つめることは
できるでしょうか?
重さや痛みを感じるところ。
1つ決めてみてくださいね。
どのくらいの大きさ?
どんな形をしているのでしょう?
何色で
どんな感触なのかな?
名前をつけるとしたら
何でしょう?
直感でつけてみましょうね。
よくわからなくても大丈夫。
ゆっくりと静かに
見つめてみてくださいね。
【Step2】不調の奥にある肯定的な意図を探る
その部分に尋ねてみます。
あなたは私に何を伝えようとしているの?
尋ねてみたら
静かに待ちます。
まるで余白を残すように。
何も伝えてこなかったら
それもOKですよ。
何度か
「あなたは私になにを伝えようとしているの?」
と聞いては
余白を作って待ってみましょうね。
もしかしたら
「もう疲れた」とか
「今までのやり方は合っていないよ」とか
「無理しすぎないでね」と
メッセージをキャッチできるかもしれません。
それはあなた自身を守るためのメッセージです。
【Step3】肯定的な意図に感謝を伝える
さあ
ゆったりと深呼吸をしながら
身体に感謝を伝えていきましょう。
「いつも私を守ってくれてありがとう」
「私の内側で起きていることを教えてくれてありがとう」
もしかしたら内側から安心感を
感じるかもしれません。
そのまま味わって。
あなたが自分の身体と心をつなげる大切なひとときを
過ごしましょう。
ゆっくりと
今の呼吸に意識を向けていきましょう。
吸って……吐いて……
あなたのペースで大丈夫です。
今、足の裏が床についている感覚や
椅子や床に触れている身体の感覚を
感じることはできるでしょうか。
少しずつ
外の音や
瞼の裏の光にも
意識を向けて……
準備ができたら
ゆっくりと目を開けていきましょう。
焦らずに
今ここに戻ってきてくださいね。
どんな気づきがあったとしても
なかったとしても
それで十分です。
あなたがご自身と向き合ったこと自体が
大切な一歩ですよ。
ワークの補足
もし余裕があれば
紙とペンを用意して
感じたことを書いてみてくださいね。
言葉にすることで
心の中の気づきがより明確になりますよ🕊️
最後に
今
あなたが感じている身体の不調やつらさは
どうしてもネガティブな面ばかりに
目が向いてしまいがちですよね。
「なんでこんな目に…」と
視野が狭くなってしまうのも無理はありません。
ワークを通して
少しだけでも視野が広がり
不調に対する受け止め方に変化があったかも
しれませんね。
最初は抵抗感を感じるかもしれませんが
自分の身体の声を受け入れ
優しく寄り添ってあげてくださいね。
あなたが意識していてもしていなくても
あなたの身体はあなたの味方。
今日の時間が
自分の身体を信じて
そっと委ねてみようと思える
きっかけになっていたら
嬉しいです。